「建物が永く愛される世界」をビジョンに掲げ、
「建物の魅力を増やすこと」をミッションに事業を行う会社です。
創業の思い
近代建築の解体が進んでいます。魅力的な建物でありながら、解体されてしまうことがあります。登録有形文化財として指定されている建物でも保存が難しく、解体される事例も見受けられます。高齢化、後継者不足、耐震強度の不足、老朽化、用途の不明確さ、利用者の不在などがその要因となっています。
本来ならば魅力ある建物が未だに活用されていないことは非常にもったいないことです。建物の魅力をより多くの人に知ってもらうことで、建物への愛着が生まれ、建物が永く使われる可能性が広がるでしょう。近年では、飲食店やホテルなどにリノベーションされ、建物の魅力が再評価されるケースも増えています。これらの事例では、建物と土地が抱える歴史的な価値を尊重し、事業を展開しています。
そのためには、認知と愛着を増やすこと、そして持続可能な保存組織の確立が必要です。つむぎ舎では、組織の経営診断や事業創造、イベント、グッズ制作を通じて、課題解決に取り組み、近代建築および保存組織の持続的な活動をサポートする事業を展開しています。歴史ある建物の認知を拡大し、保存・維持に関わる人々や組織が持続可能な形で支援できることを目指しています。